おのつから百性田地ニ離候事ハ 永代売同前之儀候条、自今ハ 質田地流地ニ不成様ニ、只今迄 質入ニ致置候分ハ当然、訴出候 而出入成候分共、質年季明は 手形仕直させ、小作年貢ニ而も 前方極置候分は、壱割半之 利積り之外は金主損失ニ致シ、 唯今迄質地之小作年貢滞 有之候は、壱割半之利高積りを以、 元金之内ヘ利入、其後は無利 之済崩之積り金高壱割 半宛年返済之定ニ手形申付、 元金切次第、幾年過候而も 地主へ相返し候様ニ可致候、
