せんねんより御ふれふみ 二巻之内 上

   切支丹

   指上申一札
一、従此以前度々被仰付候吉利支丹宗旨
  御改之儀、毎年町中五人組・借屋・半季
  居之下人・下女迄致吟味、少も油断
  不仕候事
一、吉利支丹宗旨之者ニ宿を借候ハ
  宿主縦宗門ニ而無御座候共死罪、
  両隣ハ欠所ニ可被仰付候、借屋之者
  宿仕候ハ借屋之五人組も可為曲事
  之間、常々堅御触之上ハ油断ニ
  奉存間敷事

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