せんねんより御ふれふみ 二巻之内 上

一、浜側町境其外納屋境ニ岩岐
  水際迄結切之垣并水汲場、猥ニ
  板を渡シ又ハ筑出しなたれ形ニ
  作物仕間敷事
一、浜側之納屋下ニ非人小屋を掛ケ
  火を焼候様之所も相見得候、
  早々取払、非人なと差置間敷事
右之通前々y度々相触候所、猥ニ相聞え候、
不埒之事ニ候、無油断相改、尤川々堀々
不埋様ニ仕、水行障り無之様ニ可仕候、
若不沙汰ニ致置候所有之候ハヽ、吟味之
上急度可申付候、此旨三郷町中
可相触候者也
   延享四卯年十二月  周防
             筑後

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