せんねんより御ふれふみ 二巻之内 上

  作法能可仕事
右之通可触知者也
   延享五辰正月十一日  周防
              筑後

一、三十年以前被仰渡候通、町方男女之童
  髪を少シ残シ有之義ハ致間敷候
  所、近年右程之髪残シ有之童有之
  由相聞及候て、当年ハ朝鮮人も
  来朝候間、右程之紛敷義仕間敷候
  段、町々年寄ヘ申達シ、丁内末々ニ至迄
  右程之髪をとらせ可申候由、被仰渡候
   辰二月

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