せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下


一、順風無之、於船中日数送り、糧米ニ
  つまり候時、何方ニ而も湊へ上り買可
  申、但其所ニ売米無之時ハ船中
  之米を取遣、荷物取上之所ニ
  可致返弁事

   西国年季
   右船宿手形
一、私共船宿仕候ニ付、船頭加子年季
  之男女乗せ下候者御座候ハヽ、其
  蔵屋敷ヘ申断、蔵元衆之手形を
  取、差上可申候、蔵屋敷へ無断年季
  之者差下シ候ハヽ、船宿者不及申、
  五人組共曲事ニ可被仰付候、仍如件
   寛永二十申七月廿二日

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