せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下


 家持之町人存知寄書
          何町
一、家持之町人共借屋貸候ニ付、家請人有之方
  勝手宜候歟、又ハ一向無之候共差支無義
  之訳、御尋被為成候ニ付、左ニ奉申上候
一、家主共ハ是迄之通家請人御座候方、家明
  等之節勝手宜奉存候、併借屋人y
  家請人へ取集候判賃向後下直ニ致、
  借屋貸借り其外家明等之節、家主へ
  手支不致之様ニ、やはり是迄之通家
  請人へ被仰付被下度奉願上候、以上
右之通、宜被仰上被下度奉願候、以上
   宝暦九年        何町丁人不残
     卯三月九日          連判
      惣御年寄中

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