せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下


  節水汲せ候ためニ先年申渡置候
  所、此節井之字之印張置候儀不
  相見得候、先年申渡候通、家々之
  門口ニ張せ可置候
一、火事場へ役人之外、帯刀之者并
  町人共脇指をさし出間敷由
  前々y申渡置候所、此節猥ニ成候様ニ
  相聞え候、急度可相守候
一、都而町人衣類之儀、御定法有之、
  七夕・八朔白帷子等着仕間敷候、
  結構之衣類を着候儀、并下女
  奉公人共不相応之衣服を着致
  不申様、前年申付置候所、猥ニ相成候
  風聞も有之間、弥相守可申候
右之通三郷町中不洩様ニ可触知者也
   元文三年午六月

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