せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下

右之通ニて家質銀ハ弐千貫目余、
不残銀主損ニ成、右之者共家
屋敷は勿論、諸色負せ銀万事
被召上候由
右之悪事ニて大坂町中そうとふ
言語ニ難尽事ニ候
  可嗜々々々々

 寛保元年酉年三月
 発ハ前年九月此之由申候
  不届成ル
     こわひ事

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