せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下

一、諸博奕打頭取金元并宿致候
  者、科之品ニより屋敷家財取上、
  或流罪或ハ死罪可申付事
一、隠遊女指置候者、当人も勿論
  家主も品ニより身代限り家
  蔵迄も可取上候、借屋家持共ニ
  外ニ家蔵有之ハ、悉ク取上、品ニy
  其町之年寄・月行司・町人ニも可
  相掛事
右之通御仕置申付候条、町々年寄・
月行司ハ不及申、家持・借屋人・五人組
相互ニ常々無油断吟味仕、右之族
無之様ニ急度可相守候、此方yも遂
吟味、相背者ハ可召捕候条、町中
裏店之者ニ至迄御仕置筋疾と
致承知候様ニ、三郷町中可触知者也
   戌十二月

2205/(2000-2414)

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