せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下

  之者共相潤申様ニ御恵被為成
  被下候ハヽ、難有奉存候、旧冬y御拝
  借米之義も一統ニ奉願置候、前々
  段々申上候通、至極難儀ニ罷成候、尚
  麦秋迄之取続之義、人々無覚束
  奉存候、先達而奉願候通、乍恐御拝
  借米被為 仰付被下候様ニ、銘々
  町人共も願上候、乍恐御慈悲之上
  被為仰付被下候ハヽ難有可奉存候、以上
   享保十八丑二月十八日 年寄連判
  御奉行所
     右之通御番所御広間へ上ル

一、難波御米蔵新堀、御救として老人幼少
  之者ニ而も罷出候様御触有之、士持運
  被為仰付、銭被下候

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