せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下

   線香之事
 子共翫ニ致し花火線香ハ格別、
 大形成花火翫ひ間敷旨、先達而
 申渡候所、心得違申者有之哉、此節
 大形之花火翫候趣ニ相聞、不埒之
 事ニ候、已来右体之義有之歟、又ハ
 線香花火之外花火商売
 仕候者有之候ハヽ、吟味之上急度
 可令沙汰候条、其旨可相心得候
右之通三郷町中可相触者也
   延享元子年七月

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