せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下

一、茶屋ニ外之女を預リ置、紛敷
  仕方又ハ外y遊女かましき
  もの連来候を宿仕候ハヽ、越度
  可申付事
一、町中ニ怪敷女を抱置、人を
  寄、或者外ヘ遣し、遊女らし
  き身過有之者、向後茶屋
  仲間y常々心掛ケ見届、早々
  可申来事
一、茶屋茶立女者勿論、惣茶屋
  家内毎月霜月家別ニ一々改之、
  明白ニ記、年寄組之者無相違
  との判形致、方格惣会所ヘ
  可差出之候、茶屋年行司度々
  寄合、惣茶屋中吟味致、法度
  を可相守候、若仲間ニ不届者

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