せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下

  人集、物を給させ商売仕候者出来
  仕候ハヽ、私共為仲間早速可申上事
一、人集仕、寝泊致させ申間敷候、給物を
  仕廻、早々出シ可申事
一、切々煮売を給ニ参リ候而、不審之
  体之者御座候ハヽ、心を付、兼而五人組
  年寄ヘ申合捕候而、御番所ヘ
  可罷出事
   附リ、衣類道具等ハ不及申上、何ニ
   よらす少之物も預リ申間敷事
一、暮六ツ以後煮売仕間敷事
右之通相背候ハヽ、其時之品にy本人ハ
死罪、五人組者煮売屋ニ而無之様も
煮売屋之科ニ而窂舎可被仰付候
之旨奉得其意候、少も違背仕間
敷候、為後日煮売屋五人組共連判指上申候、以上

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