せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下

   煮売屋
大坂三郷煮売屋之儀、貞享三
寅年十月四十八軒ニ相極、右之外
宅ニ而何ニ不依令煮焼、人を寄せ
商売一切致間敷旨申渡置候所、
近頃猥ニ相成、右四十八軒之外ニも
煮売屋出来株有之、煮売や
渡世薄ク成令難儀之旨訴出候、
已来無株之者、宅ヘ人を寄せ、
右令商売候儀相知候ハ、吟味之上
咎可申付候
右之通三郷町中可相触者也
   延享四卯年十一月

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