一、傾城町之外怪敷女を抱置、遊女宿 同意之身過仕、又ハ奉公人女を肝 煎なとと申なし、其外色々ニ事 よせ、猥成仕方之者数多有之由、一々 相聞え候、町々ニ而借屋末々迄組切ニ明 細ニ可相改事一、女子ニ芸を教ヘ徘徊致させ候 類之者停止之由、前年も申渡候、 弥堅可相守事一、万一女を抱ヘ遊女らしき身過 致させ候者有之者、何時も其女早々 番所ヘ可申出、身之代を主人之 損ニさせ、女者親元ヘ送リ返すへし、 少も女之とがニ致間敷候間、無 遠慮可申来事