せんねんより御ふれふみ 二巻之内 下

  アカメ給、近江国山王、京之祇園殿、
  播州之弘嶺殿、是ハ細工之氏神也、
  山王廿一社之内、唐崎之明神三条
  河原彦次郎祝玉フ、毎年御祭ニハ
  御幸有り、一夜御輿を居舞遊ひ
  給なり
一、垂仁天皇之御時、大内裏橋立
  成就不仕シテ御かと御のう候所ニ、
  彼蘇民将来柱を建申候、共覆
  日本六十六ヶ国内ニ国分寺同日
  之時、彼蘇民将来と云札を門
  門立給へは、其内之病気
  平安成事也
一、天照太神之内宮・外宮之御宮移之
  祝給候、鐘之供養、鳥居之供養、
  橋之供養従国司被仰付給候

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