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  Retno Mustikawati
レトノ・ムスティカワティ
 
     
     
  【プロフィール】
1978年ジョクジャカルタ生まれ。生粋のジョクジャっ子。ISI卒業生。199 6年記録メディア学部テレビ学科入学、2 001年同学科卒業。現在は、ディレクターや脚本家養成コースで助手として教えている。この進路を決めたのは、テレビの仕事に将来性があると思ったからで、テレビの仕事が大好き、と語る。


■作品『日曜日の王宮広場』について

 『日曜日の王宮広場』は、プレゼンターとして出演していましたが、脚本も書いています。監督・撮影はナナン、ルチア・Rはプロデューサー、選曲・編集はクリスAD、という役割分担です。この題材のアイディアは、ナナンさんが「王宮広場に一日いるといろいろと面白いことが起こる、これを撮ったらどうだろう」と言ったことから始まりました。撮影は、タイトルどおり、ある日曜日に朝5時から夜の8時までかけて撮りました。それ以外にも、ナナンさんが撮っていたクリップがあったので、それも織り交ぜて使いました。

 王宮広場という場所は、ジョクジャ市民にとってはやはり特別な場所です。王さまのお住まいだということもありますし、そこに入るときには特別な感情があります。広場は、城壁の内部とは違って、誰でも自由に入れ、気軽に立ち寄れる、特別でありながらそういう気楽さもあるのが、良いところなのでしょう。

 これからもいろんな作品を作っていきたいですが、最近では、ある村が村の人たちのために道をつくっている、それを記録したドキュメンタリー作品に参加しました。どうしてもチームで依頼された仕事が多くなるので、助手として働く今は、「自分の作品」を考えにくいのですが、いつかは撮ってみたいと考えています。

2005年8月28日 聞き手:石田佐恵子 通訳:笠原里愛
 
     
 
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