せんねんより御ふれふみ 二巻之内 上

一、兄弟之出入、互不知愛敬無道之
  輩、対決之上無道理は、急度
  可誡之事
一、夫婦之出入離別之女、先年
  如申出敷銀衣類早速可戻之、
  令難渋は可為曲事、相果跡
  敷銀等之出入、前廉如書出
  可致沙汰事
一、町人家人と出入有之而、差上目安
  及対決輩、不知主従之礼、
  家人非分於有之は、牢舎申
  付、其上可任主人之意、無道
  理者可有其沙汰事
一、譲家財於惣領重而譲与次男
  輩、雖致兄訴訟父存命之内
  有疎意、後判令所持者可任

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