せんねんより御ふれふみ 二巻之内 上

  大御所様
当月十二日被 於甍御候間、町中諸事
穏便ニ可仕候、普請・鳴物・諸芝居追而差免候
迄ハ相止候、此節町中自身番火之元別而
入念可申候、公事訴訟も重而令案内候迄ハ
不承候
右之趣三郷町中可触知候
   宝暦十一年巳六月十七日

      五十日之間町中自身番仕候
      御役人中様度々御廻り被成候

一、尾張中納言様
  巳六月廿四日御逝去
  七月六日ニ御触、来ル八日鳴物・諸芝居
  相止候様被仰渡候
   宝暦十一年巳七月六日

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