せんねんより御ふれふみ 二巻之内 上

  并御通り之筋ハ勿論、横町y見通シニ
  有之物干何ニ而も軒先へ出候物
  取払可申事
一、右木戸外ハ横町ニ而可有之間、通り
  筋ニ而無之共、其町々年寄罷出、人留
  致し、場所せわ可致事
一、町々木戸并番所ニはりかミ有之間、早々
  取払可申候、尤くわへきせる御法度
  之書付古く相成候分ハ相改、其侭
  はり置可申事
一、軒之上・軒之下むさきもの有之候ハヽ、早々
  取払候様ニ被仰付候所、未取払不申、掃除
  不致所有之、不埒之事ニ候
一、伯耆守様御巡見ニ付、別而火之元入念
  立番可然旨、惣年寄中心得ニ而被仰渡候
   午正月

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