一、朝鮮人来朝之砌、元船町中y見物ニ 参、先年も不作法有之様ニ御聞 被成候、此度も見物ニ参候共、近所ヘ 寄不申、不作法ニ無之様ニ致し、遠 方y見物不苦候由被仰付候事 附り、船通り之筋之丁々、別而念を入、 見物人不作法無之様ニ可申付候、 相違有之候ハ、近所之丁ヘ御掛り 可被成旨被仰出候事 但、朝鮮人着岸之日、川筋ニて 見物ニ出候義ハ前廉より 御法度ニ被仰出候間、其通可被 相心得候、以上 戌七月廿三日